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伊勢神宮で安産祈願を!特徴やお参りの仕方

出産前に、一度は安産祈願をしておきたいと考えている方は多いと言われています。
お参りをするなら、三重県にある伊勢神宮での安産祈願を検討してみるのも一つの方法です。
今回は、伊勢神宮のことや伊勢神宮で安産祈願ができる場所について紹介します。
鳥居

伊勢神宮ってどんな場所?

伊勢神宮はお伊勢さん・大神宮さんとも呼ばれ、親しまれている神社です。
伊勢神宮の住所は三重県伊勢市宇治館町1で、一生に一度はお伊勢参りといわれるほど、
生きているうちに一度は行ってみたい場所として江戸時代から知られてきました。
伊勢神宮は外宮と内宮に分かれており、それぞれ祀られている神様が違います。
外宮は、豊受大御神という食物や穀物を司る神様が祀られている場所です。
豊受大御神はお米などの穀物のほかにも、衣食住に恵みを与える神様として崇められています。
外宮には内宮の神様である天照大御神に食事をたてまつるために、豊受大御神が祀られているといわれています。
そのため1,500年前から欠かすことなく、毎日朝と夕方の2回、天照大御神へ供物をたてまつる祭りが行われているようです。
内宮には国家の最高神とされる天照大御神が祀られています。
太陽の神様で日本で最も貴く、皇室の御祖神とされる神様です。
通常は外宮から参拝して内宮を参拝するのが、伊勢神宮の正しい参拝方法だともいわれています。
内宮には正宮や宇治橋、五十鈴川の御手洗場などがあるため、伊勢神宮のなかでも多くの参拝客が訪れる場所です。
外宮と内宮は距離が離れているので、内宮だけ参拝する人も多くいます。
安産祈願でお参りできる神社も内宮にありますが、安産祈願の祈祷は内宮でも外宮でも受けることができます。

安産祈願ができるのは子安神社!

内宮には安産祈願でお参りできる神社、子安神社があります。
内宮のはじめの鳥居をくぐった先にある神社で、内宮の端に位置しています。
内宮の鳥居をくぐって右方向に行くと正宮があり、左を進むと子安神社と大山祇神社があるのです。
伊勢神宮の中心とされる正宮からは最も離れた場所にあり、
多くの人が宇治橋を渡って右の正宮へ向かうため、気づかれないことも多い神社でもあります。
子安神社は子授かりや安産、子育ての信仰がある神社として、地元の人には古くから知られてきました。
子安神社に祀られているのは、木華咲耶姫神という安産の女神様です。
嫁いでから一夜で子供を身ごもり、3人の子を無事に出産したという神話から、子授かり・安産の神様として祀られています。
子安神社の隣にある大山祇神社には山の神様である大山祇神が祀られていますが、木華咲耶姫神は大山祇神の娘でもあるのです。
子安神社へ参拝する際は、隣の大山祇神社を訪れて参拝してみるのもおすすめされています。

子安神社でお参りをする方法

子安神社には花の形をした小さな手水鉢があります。
お参りをする前にはほかの神社で参拝するのと同じように、手水鉢で手と口を清めるのが作法です。
まず手水鉢のひしゃくを右手に取り水を汲んで左手を清めたら、ひしゃくを左手に持ち替えて同じように右手も清めます。
次にひしゃくをもう一度右手に持ち替えたら、水を汲んで左手に受け、その水で口をすすぎます。
最後に左手を水で清めて、参拝する前の準備は完了です。
参拝する際はお賽銭を入れたあと、二礼二拍手一礼を行います。
お参りをするとき賽銭箱の横に、木でできた小さな鳥居がたくさん並んでいるのを目にすることがあります。
この鳥居は氏名やお願いごとを書いて、神様に奉納するためのものです。
小さな鳥居は、参集殿のなかの売店で購入することができます。
願いごとの書き方に決まりはありませんが、
鳥居の上部に奉納、右側に日付と氏名、左側に願いごとを書くのが主流となっています。
子安神社を訪れた際は小さな鳥居も用意して、参拝するのと一緒に願いごとを書いた鳥居を奉納することも可能です。

安産祈願は戌の日が絶対?

日本では古くから戌の日に安産祈願をする風習があります。
犬は多産で安産の神として知られており、妊娠5カ月目から数えて最初の戌の日に、
腹帯を巻いてお参りをするのが習わしとされています。
戌の日は12日に1回あり、十二支で戌は11番目にあたるので、最初の子の日から毎日順番に数えて11日目です。
戌の日の安産祈願に必要なのは、岩田帯と呼ばれるさらしの腹帯です。
木綿か絹でできた長いさらしを巻くのが一般的ですが、簡単に付け外しができるマジックベルトタイプのものもあります。
安産祈願に岩田帯を付けるのは、岩のように丈夫な赤ちゃんが生まれてくるようにとの願いが込められているためです。
風習とはいえ、戌の日に絶対安産祈願をしなくてはならないわけではありません。
戌の日の神社はほかの妊婦も多く、混んでいることがあります。
無理して予定を合わせたり、混雑した場所に行く必要はなく、
自宅で家族とお祝いをして腹帯を付ける帯祝いといった方法もあります。
また戌の日以外でも安産祈願はできるので、混まない日にゆっくりとお参りをするのも一つの方法です。

安産祈願の祈祷もできる!

子安神社でお参りをするほかにも、伊勢神宮では安産祈願の祈祷をすることができます。
祈祷の受付場所は内宮神楽殿、または外宮神楽殿のご祈祷受付です。
事前の予約は不要で、申し込みは8時から16時まで受け付けられています。
祈祷の種類は御饌と御神楽の2つの形があり、御饌はお祓いをしたあと、御神前に神饌をお供えします。
その後祝詞の奏上をして、願いごとを大御神に届けるといった流れで行われます。
御神楽は御饌の流れに加えて、雅楽の調べに合わせて舞を奉納する形で行われる祈祷です。
祈祷の時間は御饌のみなら15分ほど、御神楽は雅楽の舞が追加されるため25分から40分ほどかかります。
初穂料は5,000円から祈祷を受けることができ、登殿人数によって値段が変わってきます。
伊勢神宮の公式ホームページによると、
御饌は5名までなら5,000円、大御饌は8名までで8,000円、別大御饌は10名までで10,000円です。
御神楽は15,000円からで500名まで登殿することができ、人数によって初穂料が変わります。
せっかく伊勢神宮へ行くなら、お参りだけではなく安産祈願の祈祷を体験してみるのもいい思い出になりそうです。

安産祈願特集
My神社の安産祈願特集記事はこちらから

伊勢神宮に行ってみよう!

伊勢神宮はパワースポットとしても知られており、内宮と外宮を中心に別宮や摂社などを含め、125社もある広大な神社です。
国内外から多くの参拝客が訪れる人気のスポットでもあります。
伊勢神宮に行ったことがないという方は一生に一度行ってみたいといわれる神社に、安産祈願で訪れてみるのも手です。
安産祈願のほかにも、伊勢神宮のそばにある観光スポットのおかげ横丁を散策するなど、出産前の思い出づくりにもなります。
伊勢神宮の子安神社でお参りをしたり、安産祈願の祈祷を受けてリラックスした気持ちで出産に臨みましょう。

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