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赤ちゃんの性別はいつわかる?判断できる時期と方法

妊娠初期には「元気で無事に生まれてくるなら男の子でも女の子でもどっちでもいい」と思っていても、
お腹が大きくなってくると「こんな可愛い服が似合う女の子がいいな」
「お腹を蹴る力が強いから男の子かな」と、赤ちゃんの性別を知りたくなってくる妊婦さんが多いです。
赤ちゃんの性別は、希望すれば出産前に知ることができるのです。
この記事では、赤ちゃんの性別を知る方法と判断できるようになる時期について紹介します。
エコー検査

医師に赤ちゃんの性別は聞ける?

昔は生まれてくるまでは男女の性別はわからなかったのですが、
今では殆どの病院で生まれる前に赤ちゃんの性別を教えてくれます。
だから、検診のときに「性別が知りたい」と担当医に訊ねても問題はありません。
最初の問診票に「出産前に性別が知りたいですか?」という項目を設けている病院もありますが、
妊娠中には性別を教えないという方針の病院もあるので、病院で尋ねてみてくださいね。

出産前に性別が判明しているメリットは、ベビー服やベビーカーなどの買い物を時間をかけて楽しみながら吟味できることです。
また、男女どちらかの性に絞れるので、赤ちゃんの名前を考える時間も充分にとれます。
新生児の世話には気力と体力が必要で出産直後にはゆっくり買い物をしている暇がないですし、
出生届は14日以内に提出しなければならないので、あらかじめ準備しておけるほうが新米ママにとっては楽でしょう。

そのため、殆どの妊婦さんが性別を知った上で出産しますが、
もし、生まれたときの楽しみに取っておきたいなら、
前もって医師や看護師に「性別を知りたくない」とはっきり伝えておきましょう

赤ちゃんの性別が決まる時期

赤ちゃんの性別は、いつ決まるのでしょうか?
実は、卵子と精子が受精した瞬間、つまり妊娠したときに既に決まっています

卵子はX染色体しか持っていないため、子どもの性別は父親の精子がもつ染色体によって決まるのです。
つまり、卵子がX染色体を持つ精子と受精すれば染色体はXXとなって女の子になり、
Y染色体を持つ精子と受精すれば染色体はXYとなって男の子になります。

しかし、受精卵の段階で男女の区別がつくわけではありません。
受精後に受精卵の未分化性線が細胞分裂を繰り返して、男性器あるいは女性器へ変化していきます。
だから、診断で性別が判別できるのは、ずっと先の話になります。

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性別判断のジンクスとは?

赤ちゃんの性別を早く知りたいのは、昔の人も同じでした。
だから、妊娠中の赤ちゃんの性別に関するジンクスがいろいろとあります。
医学的な根拠のない迷信ですが、みんなで性別を予想して赤ちゃんの誕生を心待ちにしていたのですね。

まずは、お腹が前に突き出ていると男の子、お腹が横に広がると女の子というジンクスです。

お腹の出方の違いは、妊婦の骨盤の形によるもので性別の違いではありません
骨盤が広い人は赤ちゃんの身体が骨盤の中に収まるので、あまり前にせり出すことはなく、
骨盤が狭い人は骨盤の中に入りきれなくて前に突き出てきます。

続いて、つわりが軽いと男の子、つわりが酷いと女の子というものもあります。

つわりは個人差なので、赤ちゃんの性別とは関係ありません。
つわりが酷かったけれど、生まれたら男の子だったというケースは珍しくないです。

また、女性の顔つきがきつくなると男の子、顔つきが優しければ女の子といったジンクスも。

妊婦の顔つきや表情というものに、医学的な根拠はありません。
男の子は強い、女の子は優しいというイメージからきたものではないかといわれています。

さらには、肉が食べたくなったら男の子、甘いものが食べたくなれば女の子なんていうジンクスもあります。

妊娠によるホルモンバランスの変化で、つわりの時期には食べ物の好みが変わることがよくありますが、
それで性別がわかることはありません。
これもまた、男の子は肉が好き、女の子はスイーツが好き、というイメージからできた迷信だと考えられています。

性別がはっきりわかる時期

では、赤ちゃんの性別がわかる時期はいつでしょうか?

赤ちゃんの性別は、産婦人科の検診で行われるエコー検査(超音波検査)で知ることができます。
医師が性別を判断する決めては、男女それぞれの外性器です。
XXの染色体をもつ女の子の未分化性線は子宮や膣、XYの染色体をもつ男の子の未分化性線は精巣や陰嚢、陰茎を作ります。
しかし、妊娠初期の段階では胎児が小さすぎるため、エコー検査では判別ができません。
妊娠7~8週目くらいで性の分化が始まって男女の性器が作られ始め、
11~12週目になって、男の子には男性ホルモンが分泌されて陰茎の外性器が形成され、違いが見られるようになるのです。

エコー検査で判別が可能になる最も早い時期は妊娠16週目ごろですが、
この時期の胎児は、大きさが110~140ミリ、体重が60~120グラムとまだまだ小さく、
エコー検査で映る画像での確実な判定は難しいです。
はっきりわかるのは、赤ちゃんが600~1000グラムになる妊娠24週目(妊娠7ヶ月)以降といわれています。

性別を間違えることはある?

男の子としては判定されるのは、股の部分にピーナッツのような突起物として陰茎がエコーに映った場合です。
そして、胎児が成長してくると、陰茎の根本に陰嚢が2つ確認できるようになります。

女の子は陰茎のような目立つ外性器がないので判定が難しいのですが、
太ももの間に木の葉やコーヒー豆のような大陰唇が見えます。
子宮と膀胱が2つの黒い点になって確認できることもあります。

ただし、赤ちゃんがお尻を向けていると、下腹部がエコーに映らないので判別がつきません。
また、羊水の量が少ないと鮮明な画像にならず、経験豊富な産婦人科医でも判断がつかない場合があります。
エコー検査でも、性別を間違える場合や最後まで判別できない場合もあります。

たとえば、男の子の性器が臍帯(へその緒)や股の間に隠れていて女の子と判定されてしまうことがありますし、
へその緒が男性器だと勘違いされたり、赤ちゃんが握った指が突起物に見えたりして、
女の子なのに男の子と間違えられるケースもあります。

エコー検査での性別判定はかなりの高確率ですが、それでも100%正しいというわけではないのです。

エコー検査で確かめるのが基本!

性別をはっきりと知りたいのなら、妊娠中期や妊娠後期になってからエコー検査で確かめてみることが基本です。
妊娠20~22週目くらいで判別がつくことが多いですが、妊娠中期ではうまく映らなくても、
妊娠後期で赤ちゃんの向きが変わって判別がつくケースもあります。
諦めずにエコー検査を何回か受けてみましょう。

そして、2Dのエコー写真は素人では見分けがつきにくいです。
帰宅して家族や親戚に説明できるように医師や看護師に部位をしっかり教えて貰いましょう。

最近は、3Dエコーや4Dエコーが普及して、お腹の中での赤ちゃんの様子をより鮮明にとらえることができるようになりました。
少し費用がかかりますが、3Dや4Dのエコー検査なら判別の精度があがることがあります。

また、赤ちゃんの性別がわかると、「嬉しい」という気持ちと裏腹に、
性別が希望と違っていて落胆したり、周囲の反応が気になったりするかもしれません。
性別判定が間違っていることや、性分化の異常で外性器の形成が未熟なまま生まれてくるケースもあります。
しかし、大切なことは、女の子であれ男の子であれ、新しい命が誕生することです。
生まれてくる子は宝物です。
まるごと愛して大事に育ててあげてくださいね。

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