妊娠中はマタニティドレスを着ることになりますが、
マタニティドレスは出産後は必要なくなるため、購入よりもレンタルした方がお得です。
こここではレンタルによるメリットと、マタニティドレスの選び方について解説します。
レンタルするメリットとデメリット
マタニティドレスをレンタルすることによって得られるメリットとして真っ先にあげられるのは、
ドレスにかかるコストを最小限に抑えることができるという事ではないでしょうか。
購入するとなると、やはりドレスとそれ以外の小物も合わせると数万円は必要です。
更にマタニティドレスとなると妊娠中にしか着ないため、購入したとしても着る機会は数回しかない場合がほとんどです。
一方、レンタルであればコストをずっと抑えることができますし、
購入すると10万円近くする高級ブランドのマタニティドレスも1万円以内で借りることができます。
ドレスに必要なコスト自体を抑えることができるだけではなく、
高級ブランドのドレスも気軽に着れるのもレンタルのいいところです。
購入した場合、着用しないときは自宅にて保管してなければいけないですが、
レンタルだと着用が終われば返却するので自宅で保管する必要が無くなるというのも大きなメリットでしょう。
また、ドレスは着用のたびにクリーニングが必要ですが、レンタルなのでクリーニングをする必要もありません。
そして、購入するとなるとやはり無難な色やデザインのものに落ち着きますが、
レンタルなので着用するのはその時のみです。
自分のその時の気分によっていろいろなデザインのドレスを着ることができるというのも、
レンタルならではの大きなメリットと言えるでしょう。
しかしながらドレスをレンタルすることによってデメリットが生じることも忘れてはいけません。
まずレンタルしていますから返却するときは綺麗な状態で返却しなければいけません。
もしも万が一着用中にすぐに取れないような汚れ方をしたり、
破れたり破損した場合は修理や補修をするための補償金を支払わなければいけません。
そしてドレスを返却し忘れると、延滞料金を請求されます。
決められたルールを守らないと余分な出費が発生するのは、レンタルでドレスを借りることのデメリットといえるでしょう。
レンタルする際にはどういった場合に追加料金が発生するのかをよく確認し、ルールは守るようにしてください。
また、人気のあるデザインやブランドのドレスは既に誰かがレンタルしているという場合もあります。
100パーセント希望通りのドレスを借りれない場合があるというのもデメリットの一つでしょう。
最後にドレスは基本的に中古品です。
中には最新のトレンドから少し遅れているデザインのものもあるので、
気になる人は現在流行しているデザインとレンタル用のドレスのデザインとを比較しておいた方がいいかもしれません。
主なマタニティドレスのデザインとは?
マタニティドレスのデザインには大きく分けて3種類あります。
それぞれのデザインに特徴があるので、自分の目的に合ったデザインのものを選ぶようにすると失敗しないでしょう。
Aラインドレスはマタニティドレスのなかでも最もスタンダードなものです。
スタンダードなデザインのドレスなので、他のデザインのものと比べると種類がたくさんあるのが一番の特徴です。
デザインはその名称の通り、ウエストからスカートが広がっていくようになっていて、
どんな体型の人にも似あう、全体のバランスが取れたものとなっています。
ウエスト部分で切り返しがあるので、締め付けがあっても気にならない妊娠中期に着用すると良いでしょう。
エンパイヤラインはバストのアンダー部分に切り返しがあり、そこからストンと下に落ちるようなデザインのドレスです。
お腹が大きくなってもあまり目立たないようなデザインになっているのが一番の特徴で、
妊娠後期に結婚式や二次会などに招待された際にはエンパイヤラインのドレスを着用すると良いでしょう。
もう1つ、ウエストリボンがあるタイプのものもマタニティドレスではよく見られます。
ウエストにリボンがあることによってリボンの部分に視線が集中し、結果的にお腹が目立ちにくくなる効果があります。
基本的なマタニティドレスの選び方
マタニティドレスを選ぶ際に気をつけておきたいことがいくつかあります。
まずマタニティドレスは丈が長めのものを選ぶようにしましょう。
妊娠中はお腹が大きくなることによってお腹周りに生地が取られるため、
ジャストサイズのものを選ぶと丈が上がってしまう場合があります。
通常よりもゆったりしたサイズのものを選ぶようにしてください。
また、お腹周りのサイズにも注意が必要です。
妊娠初期はつわりが酷いこともあって、ちょっとした締め付けでも気分が悪くなることもありますし、
妊娠中期から後期は単純にお腹周りが締め付けられると苦しくなります。
そしてお腹周りは急激に大きくなることもあるので、
ピッタリサイズのものを選ぶと当日までにお腹周りが大きくなった場合、きつくなる可能性があることも考慮し、
少し余裕のあるものや、ウエストサイズを調節できるタイプのものを選んでおくと安心です。
また、妊娠中は胸も通常より大きくなることが多いのでバストサイズもきちんと測っておきましょう。
妊娠中は肌も敏感になっているため、普段では気にならないようなちょっとした刺激でもお肌があれる場合があります。
できるだけ肌に刺激が少ない素材のものを着用しましょう。
また、特に妊娠後期はお腹が大きいため、ちょっとした動作やトイレも大変です。
デザインにはこだわりたいところですが、動きやすさも十分考慮してドレスを選ぶようにしてください。
お腹が目立たないのはどんなデザイン?
結婚式場や二次会の会場に妊婦さんが居るとどうしてもお腹周りに視線が集まりがちです。
妊婦さんの中にはお腹周りばかり見られるのを好まない人もいるでしょう。
お腹周りが目立たないようなデザインのドレスを選ぶことも重要なポイントの一つです。
そこで、なるべく色が濃いものを選ぶようにすると、お腹周りが目立ちにくくなります。
色が濃いものは引き締め効果があるため、お腹周りだけではなく全体を細く見せる効果があります。
逆に薄い色は膨張効果によってお腹周りも含めて全体が膨らんで見えるため、妊娠中はあまり選ばない方が良いでしょう。
ヘアアクセサリーも同時にレンタルすると、華やかさがアップするだけではなく、
視線がヘアアクセサリーに集中し、お腹が目立ちにくくなります。
また、マタニティドレスのデザインの中にウエスト部分にリボンがあるタイプのものがありましたが、
お腹周りに装飾があるものもその装飾に視線が集中することによってお腹周りを目立たなくさせる効果があります。
ドレープやプリーツなど、縦のラインを強調したデザインのものも、
縦のラインに視線を集中させることによってお腹周りが目立ちにくくなります。
ドレス以外にも用意するもの
男性ならばスーツと革靴だけで結婚式に出席できますが、女性の場合はドレスだけではなく小物も色々と必要です。
まず靴ですが、妊娠中は安全第一なので、ヒールの高い靴はあまり適していません。
パーティーに出席する際はマタニティ向けのフラットなパンプスを選ぶようにしましょう。
インナーももちろんマタニティ向けのペチコートを着用する必要があります。
ストールはパーティー用のものを持っていればそのまま使用すると良いでしょう。
バッグも基本的には既に持っているもので良いですが、
妊娠中に式に出席する際には、万が一の場合すぐに病院に行けるように母子手帳などを持参する必要があります。
普段よりも荷物が多くなるため、パーティ用のバックに入らなければ新しくバックを用意する必要があります。
ちなみにお店によっては、これら小物一式もレンタルできるところもあるので事前に確認しておきましょう。
レンタルにかかる料金はいくら?
レンタル料金は借りるドレスのブランドやお店、そして何日レンタルするかによって異なります。
あるお店では百貨店で購入すると5万円以上するドレスを、3泊4日レンタルで6,000円程度で借りることが可能です。
このようにマタニティドレスをレンタルで済ませることによって購入するよりも格段に安く済ませることができます。
マタニティドレスがレンタルできるお店
「ワンピの魔法」はドレスの品揃えがとても豊富なため、とても人気があるレンタルショップです。
ドレスごとに実際にレンタルした人の口コミも掲載されているので、口コミを参考にドレスを選ぶことができます。
また、はじめてレンタルを利用する際には何かと不安が多いものですが、
ワンピの魔法ではさまざまな相談もメールでやり取りできます。
「Fanta Dress」は通常のドレスだけではなく、マタニティドレスもしっかり取り扱っており、その種類も豊富です。
着用写真は全て実際に妊娠している人が着用しているため、
実際に着た雰囲気がどんなものか写真を見ただけですぐにわかります。
(「Dress Closet」マタニティドレスの商品ページより)
また、アクセサリーなど小物とセットでレンタルできるのは大きな特徴と言えるでしょう。
「my closet」の最大の特徴は、2着めのドレスが無料でレンタルできるという点です。
レンタルしてから急にお腹周りが大きくなり、借りたサイズのものが会わないということになっても、
2着目で少しサイズが大きめのものを選んでおけば対応できます。
「おしゃれコンシャス」は海外のハイブランドのものも取り扱っていますが、
一番の魅力は何といっても2,900円からドレスをレンタルできるというお手軽さです。
デザインと着心地を重視して選ぼう!
女性ですから、やはりドレスを選ぶ際にはデザイン性を重視したいところですが、
妊娠中はちょっとしたことでも体への負担が大きくなります。
ですからマタニティドレスを選ぶ際はデザイン性はもちろんのこと、
それと同じくらいに着心地や動きやすさも重視して選ぶ必要があります。
そして一生のうち数えるほどしか着る機会がないため、購入するよりもレンタルした方がお得です。
レンタルする際はいろいろなドレスを試着し、自分に最適なものを選びましょう。